芸能界を賑わせている“不倫”や“略奪愛”。
テレビやメディアで話題になるのは芸能人でも、こうした禁断の愛は想像以上にちまたに溢れています。
不倫は“一時的な略奪”であり、心と体を借りているようなもの。
今回のテーマは、そんなイレギュラーな“略奪愛”に走ってしまう女の心理についてお話しします。
不倫や略奪愛って、どういうもの?
不倫はたいていの場合、
・男女のゴールはない前提
・決して公にはしない
ことをルールとして始まるもの。
ある意味合意の上ですよね。
人のものだと分かっているのに、どうしてそんなドラマのような恋愛が始まるのか・・・不思議ですよね。
でも、人の心なんて分かりっこありません。
明日は我が身ということだってあるから。
略奪愛にハマりやすい女性って意外に身近にいたり、もしかしたら自分自身にも当てはまることがあるかもしれません。
でも恋愛としては本気だから、一時的に燃え上がるカップルや次第に辛くなって破局を迎えるカップルなど、実に様々な男女の恋愛模様を私は見ています。
中には本当に奪いとって結ばれる男女もいますけど……ね。
略奪して成立した愛は、本当にあなたを幸せにするものなのでしょうか。
略奪愛ってどうやって起きる?
略奪愛なんてドラマのような複雑な設定でなければ起きない気がするけれど、恋のきっかけは日常にありふれたシーンで突然訪れます。
例えば、同じ職場でたまたま仕事を一緒に組んだ相手、時に叱られることもある上司、時に久しぶりに会った同級生や行きつけのスーパーの店員……など。
タイミングによってはすべてきっかけになってしまう。
でも、そもそも略奪なんて考えてもいないのに、女性が恋に点火する瞬間ってどんな場合になるのでしょうか?
私が見てきた中で、略奪愛に走ってしまう女性に共通しているのは、手に入りにくい『誰かのものをほしがる女性』でした。
略奪したい女性には特徴がある!?
また、女性ってどんな時もピュアなんですよね。
ピュアなハートの持ち主って愛されることに幸せを感じやすいから、優しさや自分をいたわってくれる相手に心を開きはじめます。
そんなとき、純粋な女性ほど計算外の愛情が芽生えてしまうもの。
そして次第に手に入らないと思ってる相手でも欲しいと思うようになっていきます。
そうなったら、気持ちに嘘がつけない・・・そして本気になる。
これが、ピュアな女性の思わぬループです。
一方で男性は、一時的な火遊びが本能的に起きやすいという特徴があります。
そんな男性は、愛情を表現するのが実は得意だったりします。
もし相手にパートナーがいても、自分に振り向いてもらえるように努力するのも女性のほうが多いのかもしれません。
手に入らないものに夢中になったり、苦しい想いをしても愛されている自分に酔った感覚になるから。
もしかしたら、心当たりがある人もいるんじゃないでしょうか。
もちろん逆もしかり。
男性のほうが先に気持ちを膨らませ、狩猟本能が働けば相手の女性を操作しながらいつのまにか心を奪うパターンもあります。
そんな状況に流されて彼を手に入れた喜びにオンナとして浸れるのは、女性だけが感じる一つの幸せでもあるんですね。
たとえ壊れやすかったとしても、その瞬間、またピュアな気持ちが嬉しさや喜びを助長させてしまうから。
運命的な結びつきは誰も切ることはできない
この世には、略奪から本当に愛し合えるカップルもいます。
この場合は、前世からの繋がりがあるんじゃないかしら?って思うほど、どんな手を使って二人の仲を引き裂こうとしても、さらに強い絆となって結びついてしまう運命的な男女もいるのです。
こんな二人が出会ってしまったら、たとえ奥さんやかわいい子供がいたとしても、家庭をなげうってでも最終的に不倫相手を選んだりします。
運命で結ばれているかどうかの見極め方は、お互い結婚していてもしていなくても、偶然の再開が重なったり、必ずまた巡り会えるのがそう。
本当に運命の巡り合わせとしか言いようがないのものです。
幸せにはなれるの?
奪えたときの幸せは、
・彼を自分のものにできた自尊心
・女性としての生きがい
・すべてが最高に感じられるもの
だってよく聞きます。
普通に恋愛を始めるよりも強い引力で相手を引き寄せるのだから、なおさらです。
そこまでは理解できるお話ですね。
でも、略奪愛の楽しみや喜びは、表面的だったりします。
本当の幸せを手に入れたという錯覚にすら陥る女性も少なくありません。
男ってズルくて彼女や結婚していることを隠して付き合おうとするから、あなたが躍起になって手に入れた彼に、実は彼女や奥さんがいたと知ってしまったらどうしますか?
そんな結末になったら、『略奪』はできても『愛』は手に入らないのも同然。
悲しい性(さが)だけど、そういう男性はいずれ家庭の大切さに気づき戻っていく場合がほとんどです。
略奪愛の行方
人のものを奪うという行為は、常に後ろめたさや世間からの冷たい視線など、いろんなリスクを覚悟しなければならない痛みも伴ってくるものです。
それは同時に、“略奪愛”が成立した二人になれたことも意味しています。
でも、それは本当にごく僅かかもしれません。
略奪愛というありふれた話は、現実からかけ離れたドラマの中なわけで、現実はパートナーと共に生きている生身の人間同士。
人の気持ちは動きやすいものだけど、人の人生の一部を奪ったり傷つけたりしてまで幸せを求めるなんて、あまりにもリスクを伴ってしまうということも忘れないでおきましょう。
その時になって気づくこと、分かること、たくさんあるって経験者は口を揃えて言います。
恋は盲目というけれど、恋愛は相手や自分の人生に関わるものだから後の祭りにだけはならないように。
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