一生に一度の結婚式。記念に二人の晴れ姿を写真に残しておきたいですよね。
結婚式の写真撮影は、「前撮り」「フォトウェディング」の2つがありますが。この違い、いまいち分からない方もいらっしゃるかと思います。
今回は、「前撮り」「フォトウェディング」の違いとそれぞれのメリットや特徴・デメリットをまとめました。
フォトウェディングが選ばれる例もいくつかあげていますので、ぜひ参考にして下さいね♪
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結婚式の前撮りとは?
『前撮り』とは、結婚式当日より前に新郎新婦で撮影することを「前撮り」と言われ、結婚式より後に撮影するのが「後撮り」と言われ、「別撮り」とも言われています。
一般的には前撮りするカップルが多いですが、忙しく余裕がない場合は、結婚式が終わった後にもう一度結婚式の余韻を味わいながら撮影を選択するカップルもいます。
結婚式を前提としているので、結婚式当日が洋装なら前撮りは和装にしたり、当日とは異なる衣装で臨むことが多いのが特徴です。
フォトウェディングとは?
「フォトウェディング」とは、結婚式のスタイルの一つで「写真だけの結婚式」のことです。
主にこんなことができますよ♪
リーズナブルな価格でウエディングドレスが着れる
両親と一緒に挙式スタイルもできる
家族と一緒にウエディング写真が撮れる
マタニティウエディングとして
結婚式を行う代わりにウエディングドレスとタキシードなど結婚式の衣装を着用して撮影し、「記念」として残しておくものです。
最近注目されているスタイルの一つで、撮影だけで終わらずに立会人も参列し挙式が行えるプランや、両親や兄弟など身近な人だけを招いて会食も用意できるプランなどがあり注目が集まっています。
それでは詳しく見ていきましょう!
前撮りの4つのメリットと1つのデメリット
前撮りには4つのメリットがあります。
メリット1・ドレスのレンタルが安い!
純白のウエディングドレスは女性の憧れですね。ですが、実際結婚式を意識するようになると和装にも興味が出てきて、両方着てみたいと思うのがプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。
衣装をレンタルするには、ウエディングドレスなら平均26万円ほど、白無垢なら平均18万円くらいかかるので予算の都合上、どちらか1つで通す花嫁も多いのです。
前撮りのプランには、衣装がかなりお安く借りられるという最大のメリットがあるため、1着のみならず好きなドレスや着物を選んで複数回撮るという魅力もあります。
そんなところから「前撮り」は、結婚式当日はウエディングドレス、前撮りでは白無垢といったように両方の衣装を着て記念に残せることから利用する女性が多くなっています。
メリット2・自然な雰囲気の中で撮影
結婚式当日は緊張してしまい堅い表情になったり、大勢のゲストがいる中で集中できない新郎新婦は多いです。
前撮りでは新郎新婦とカメラマンだけの撮影になるので、終始リラックスした雰囲気の中で撮影します。
余計な力が抜けるので自然な表情が出せたり、周りの目を気にせず大胆な表情やポーズで自分らしい記念となる写真を残せるメリットもあります。
メリット3・メイクのリハーサル
結婚式前にメイクのリハーサルができるのは、女性にとっては大きなポイントです。
ドレスに映えるお化粧やヘアメイクは普段のメイクとは大きく変わり、実際メイクをして気づくこともあります。
前撮りで雰囲気を掴んでおけば、当日どういったお化粧やヘアメイクにしたいかイメージしやすくなるでしょう。
メリット4・画像データは演出に使える
結婚式の前に撮影するので画像のデータが残ります。披露宴などの演出で使うこともできますね。
また、年賀状や式に来れなかった方へ結婚のご報告として送るときに利用できます。
デメリット・外撮りは天候に左右される
外での撮影を希望する場合、天候によっては改めて日にちを調整する必要があります。
結婚式を控え忙しい新郎新婦にとってスケジュール面での調整で負担になることも考えられるので、お二人でよく話し合って決めましょう。
フォトウェディングのメリットとデメリット
フォトウェディングは写真撮影がメインですが、ご両親やご友人も招いてささやかな結婚式をすることができます。
費用の面でもリーズナブルに抑えられるので、最近もっとも注目されている結婚式のスタイルになっています。
メリット1・費用を抑えられる
大きなメリットは何といっても大幅に「費用を抑えられる」ということです。
一般的な結婚式の平均費用は350万円かかるのに対し、フォトウェディングにかかる平均的な費用は18万円とかなり抑えられます。
結婚式の費用を抑えて新しい新居での生活にお金を回せるのが大きなメリットになります。
メリット2・挙式もできる
写真だけでは物足りなさを感じている新郎新婦は、挙式をするプランもありますよ。
ゲストを招くことも可能ですし、最近では撮影後に会食もあり、より「結婚式」に近付けることができます。
フォトウェディングは基本的にご祝儀を頂かないウエディングスタイルですが、自由度が高くリゾート地で行うカップルもいます。
メリット3・都合が合えばいつでも撮れる
結婚式の平均的な準備期間は半年前後かかります。それに比べ、フォトウェディングはスタジオや会場が空いていれば比較的すぐに撮影することができます。
打ち合わせは1~2回程度で済む場合がほとんどなので、予定があえばすぐにできるというメリットは大きいですね。
メリット4・ロケーションを選べる
二人の思い出の地や観光地、ハネムーンを兼ねてフォトウエディングを選ぶカップルも多いです。
今はコロナ禍で海外のリゾート地へ行くことは厳しいですが、国内で思い出を作りながら最高のロケーションをバックに撮影するのも素敵な記念となって残せます。
デメリット・大勢のゲストは呼べない
自由度が高いというメリットをあげましたが、結婚式に強い憧れがあったりゲストを大勢招待したいと考えている方は、希望を満たすことは難しいのがデメリットと言えるでしょう。
また準備期間が短いが故にイメージを形にする事が叶わず満足できない可能性もあります。
そこで不満を残さないために打ち合わせの時は、イメージを伝えやすくしておくことが肝心。希望に近い画像を沢山集めておくなど工夫が必要です。
フォトウェディングが選ばれる場面
最近注目されているフォトウェディングは、どのような時に選ばれているのか見ていきましょう♪
ファミリーウエディングの場合
授かり婚などで結婚式を行えなかった夫婦が、何年か後に子供と一緒に行うファミリーウエディングをフォトウェディングで行うご夫婦は多いそうです。
お子さんが小さくても短時間で終わるフォトウェディングなら、飽きてぐずり出す前に終わらせることができるので良いですね。
節目の記念に
結婚して5年・10年・・・という節目の年に結婚した時の気持ちを思い出すためにお祝いする欧米の風習『バウ・リニューアル』があります。
最近では日本でも取り入れられるようになり、フォトウェディングを行う夫婦が多くなっているのだとか。なかなか素敵な風習だと思いませんか?
何年後かには日本でも一般的な風習になっていると素敵ですね。
ソロウエディング
最近増加している「ソロウエディング」もフォトウェディングが選ばれます。
ソロウエディングとはその名の通り、『一人で行う』ウエディングのことです。
理由はそれぞれありますが、人の目を気にせず素敵な自身の姿を写真に残せるので話題になっているようです。
さいごに
「前撮り」と「フォトウェディング」の違い、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
「前撮り」とは結婚式とセット、「フォトウエディング」とはウエディングスタイルの一つという事がお分かりいただけたでしょうか。
素敵な写真を残せるというのはどちらにも共通することなので、ぜひお二人に合ったスタイルを選び素敵な思い出を作ってくださいね。
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