夫のスマホに見知らぬ女性からのLINEのポップアップ…。ハートの絵文字がいっぱいの何やら怪しい通知を見てしまい、浮気が発覚するケースが多くなっているようです。
LINEのトーク画面やメールで浮気に気付いたとしても、これを浮気の証拠として慰謝料を請求することはできるのでしょうか?
今回は浮気の証拠として有効に使えるものやLINEやメールの保存のやり方、裁判になっても勝てるやり方、二度と浮気をさせない方法を詳しくご紹介していきます!
目次
LINEやメールで浮気が発覚!
夫が浮気(不貞行為)をしたら配偶者は離婚の申し立てをすることができます。拒否された場合は裁判を起こして慰謝料を請求することもできます。
その時に必要になってくるのが、浮気を立証できる証拠かどうか。
慰謝料請求までの流れはこちらをご覧ください>>浮気・不倫の慰謝料の相場と請求の流れ。損をしないための有効な証拠とは?
たとえば、LINEやメールのやり取りで、怪しい会話があったとします。こんなやり取りをしていたら妻は夫が100%浮気してると捉えるのが自然です。
ですがこれはが証拠となるのか?という点が論点になってきます。
A子:「昨日の夜はよかった♡あなたが好き」
夫:「妻より君のほうが何倍も魅力的でもう夢中だよ」
A子:「明日、美味しいごはん作って待ってる♡」
夫:「A子ちゃんに会いにpm19時に行くからお風呂に入って待っててね」
どれも肉体関係を匂わせるトーク。
しかし、裁判になったとき、これだけでは不十分なのです。
A子の「昨日の夜は良かった」は、なにが良かったのか分かりませんし、肉体関係の有無は推測でしかないからです。また、「お風呂に入って待っててね」といった内容も必ずしも肉体関係があったとは断言できません。
LINEやメールなどの証拠を押さえたら保存しておき、さらに他の証拠を集める必要があります。
スマホのロック解除はこちらを参考にしてください>>自分でやる浮気調査の方法【スマホ】ロック解除の方法とチェックすべき項目5つ!
他の証拠も集めておく
LINEやメールだけでは証拠の立証にはならないので、下記のものも集めておきましょう!
- 写真や動画
- ETCカード明細
- 走行履歴
- 電話の通話明細
- 日記やスケジュール帳
- クレジットカードの明細
写真や動画は、肉体関係や性器の露出などの写真はそれだけで証拠となります。
走行履歴やクレジットカードから浮気を見つけるやり方はこちらをご覧ください>>自分でやる浮気調査の方法【クレカ・車編】おすすめのGPS3選とバレない取り付け方
浮気の証拠は決定的なものが必要!
慰謝料を請求するときに必要になってくるのが、浮気をした決定的な証拠になります。
決定的な証拠として認められるものがこちら!
- ラブホテルへの出入り
- 旅行の宿泊先の出入り
- 浮気相手の部屋に出入り
- 野外セックスやカーセックス
- 浮気調査報告書
法律で不貞行為(浮気)の証拠と言われているものは、男女の肉体関係があるとわかるものになります。
この場面を掴めば不貞行為の証拠写真として大変有効なものになります。
LINEやメールで浮気の証拠になるものは?
言葉でどんなに親密な関係を匂わせようが、肉体関係の証拠があるかないかで裁判の行方が決まるということが分かりました。
でも、以下のような肉体関係があるやり取りを見つけることができれば十分に「不貞の証拠」として認められる可能性が高くなります。
- 二人のセックスを描写している文面
- 旅行や宿泊したときのやり取り
- 半同棲のような生活をしているやり取り
- 性器の露出・性行為の録画や録音
- 裸の写真を保存してる
相手もかなり慎重に行動しているので、簡単にバレるようなことはしないと思われます。
この証拠を自分で掴むにはかなり厳しいですが、こちらにやり方が書いてあります>>自分でやる浮気調査の方法【盗聴器編】バレないオススメの盗聴器3選
LINEやメールの証拠写真の撮り方と注意点
ここからは、LINEやメールでの証拠写真の撮り方と注意点について解説していきます。
証拠はスマホの画面ごと撮る
携帯やPCで浮気をしているやり取りを発見したら、転送せずにそのまま携帯・PCごと撮影します。
そのとき必要なのが、相手が分かるものを入れるのが前提です。
- 誰と
- いつ
- どんなやり取りをしてるか
が写るように撮りましょう。
最近ではLINEのトーク画面ソックリに作れるアプリがあるので、スクショにすると「偽造してる」と言われかねません。言い逃れできないように丸ごと撮影するのがおすすめです。
長文は前後の文を入れて分かりやすく
トーク画面やメールで長文の場合は、上下の文を最初と最後に必ず入れて話の流れが分かるように繋げるように撮影します。
LINEのIDが実名ではない場合も多いので、トーク画面の中に相手の名前が出ている箇所も必ず撮影しておきましょう!
LINEやメールをこっそり見るのは違法?
相手の許可なくこっそり「盗み見する」という行為は、プライバシー侵害として民事で損害賠償請求をされる可能性が出てきます。
ただし、夫婦関係や家庭が浮気や不倫のせいで壊れるのを防ぐため浮気の有無を確認したいなどの理由があれば、仮に損害賠償を請求されたとしてもかなり低い金額になるようです。
不正アクセス禁止法で訴えられる?
相手の携帯やPCがロックされていたりパスワードが設定されている場合、何らかの方法で解除して見る行為は不正アクセス禁止法で罰せられる可能性があります。
ロックされていない状態で勝手にトークやメールを自分の携帯やPCに転送するのも不正アクセス禁止法に触れて違反となってしまうので十分に注意する必要があります。
浮気を問い詰めるタイミング
浮気の証拠を見つけたら感情的になりすぐに問い詰めたくなるものですが、少し待ちましょう。
つい感情的になり「浮気の証拠は掴んでるから白状しなさいよ」といったとき、相手はその証拠を見せるように言ってきます。
その際、せっかく集めた証拠を見せたばかりにすべてを奪い処分してしまう可能性もあります。または、自己保身のためにあらゆる解決策を弁護士に相談し証拠隠滅や対策を取ってくるかもしれません。
それでは離婚や慰謝料を請求することになったときに不利になってしまいます。
自白させたい場合は、「証拠を掴んでいる」と言っても万が一取られてもいいようにコピーなどにし、原本は絶対に渡してはいけません。
二度と浮気させないために
LINEやメールで証拠が出てこないけれど浮気していそうで怪しい場合は、こちらでチェックしてください>>【夫の浮気】日常から単身赴任までチェックリストと対処法
本人が浮気を白状したら二度と浮気をしないように抑止力のある圧をかけましょう。
その時に有効なのが自認書になります。
自認書は浮気を認めた証拠となり、今後の浮気防止のためにも念書として書いてもらいます。その際に必要な事項は下記になります。
<謝罪文を書いてもらい役所で公正証書を作成してもらう>
- 浮気相手の名前・住所・連絡先
- 浮気した期間
- 肉体関係を持った回数
- 捺印の入った本人の署名
口頭だけの謝罪より、こうやることで抑止力にもなります。また、浮気の自白をしたにも関わらず、裁判などで不利になった際に「言った覚えがない」と言われてしまうこともあるので、きちんと文書に残して証拠として取っておきましょう。
自白の場合の注意点
自白させるときについ感情的になり強い言い方になってしまうと思います。浮気を白状をしても、後に「脅迫された」「強要された」「強引に書かされた」と言ってくれる可能性も出てきます。
「脅迫された」「強要された」「強引に書かされた」という点を相手に主張されると、今度は妻が脅迫罪や強要罪で訴えられる可能性が出てきます。
白状した浮気の証拠は、無理矢理言わされたとなると裁判で認められる可能性が低くなるので、別途肉体関係がわかる写真や録画などの証拠が必要になってきます。
そうならないために自白させるときは自分の声も一緒にボイスレコーダーに録音しておきましょう。
浮気相手にも慰謝料を請求!
浮気した本人が認めて自任書を書いたとしても浮気相手が慰謝料請求を恐れて認めないことも十分にあり得ます。
真っ向に否定や拒否してくるだけでなく、騙されていたなど(既婚者だと知って不倫しているにも関わらず)とんだ言いがかりを付けて逆に名誉棄損で訴えてくることがあります。
こんな言い逃れができないように妻側は、決定的な証拠をいくつも集めておくのが得策です。不貞の証拠を掴み、弁護士に相談して然るべき請求をしていきましょう!
慰謝料についてはこちらをご覧ください>>浮気・不倫の慰謝料の相場と請求の流れ。損をしないための有効な証拠とは?
浮気相手と一緒になるための離婚は認められる?
夫がこの際に婚姻関係を破綻にさせ「浮気相手と一緒になりたいから離婚をしたい」と言い出してくるケースもあります。
しかし法律では、浮気(不貞行為)をした側(有責配偶者)が離婚を請求しても信義則に反するとして認められません。
有責配偶者とは離婚原因を作ったことに責任のある配偶者です。典型的な有責配偶者は「不倫」「DV」をした配偶者です。不倫は配偶者に対する重大な裏切り行為であり、婚姻関係を破綻させるものです。そこで民法は不倫を裁判上の離婚理由としています。このように不倫は夫婦関係を破綻させる行為ですから、自ら不倫をして離婚原因を作り出した配偶者は「有責配偶者」となります。
離婚が認められるケースは、別居期間や夫婦の間に未成熟子がいない場合など、離婚後の影響を総合的にみて認められたケースもあります。
が、有責配偶者からの離婚請求は認められないものがほとんどです。
いかに浮気証拠を立証させるかが重要になる!
慰謝料の請求などで法的に訴えるには、裁判で認められる肉体関係の証拠を素人が立証するのは極めて難しいのが現実です。
LINEやメールは訴えられるのを覚悟の上で証拠を撮ったり、ずっと尾行し続け現場の写真を複数枚撮り、さらに、「日時」「場所」「誰と何をしたか」が必要になってきます。
これを一人で行うのは、一般の素人にはムリがあります。
そこでとても有効なやり方は、探偵事務所が作った「不貞行為の調査報告書」になるわけです。
自分でやる尾行の方法はこちら>>自分でやる浮気調査の方法【尾行編】探偵事務所もやってるバレないやり方
探偵事務所が一番確実で安全!
探偵事務所は裁判で勝てる文面作成と証拠を揃えるプロ集団です。
浮気している本人に気付かれないに尾行し、裁判で必要な事柄を日時、場所まで分単位できっちり写真に収めレポートを作成してくれます。
これが浮気証拠となる「調査報告書」になります。
プロがまとめた調査報告書は、相手側の都合のいい自己保身や言い逃れをできなくするためでもあります。完成度が高く裁判でも有効に働くので大変効果のあるやり方になります。
信頼と実績のある探偵事務所の探し方
探偵事務所を探す重要なポイントはこの3つ。
実績が多い
お客様満足度が高い
弁護士などの推薦がある
費用や頼みやすさなどもありますので、依頼するときにきちんと調査内容の説明や明確に料金の説明がされているかなどの点もチェックしましょう。
良さそうなところが見つかったらまずは無料で相談するのがおすすめです!
こちらに実績・お客様満足度・料金・弁護士の推薦があるおすすめの探偵事務所をまとめています>>【オススメの探偵事務所ベスト5】浮気・不倫・ストーカー専門の相場や料金プランの解説
まずは無料相談してみる
気になった探偵事務所はありましたか?【オススメの探偵事務所ベスト5】浮気・不倫・ストーカー専門の相場や料金プランの解説
ご紹介した探偵事務所は、どこも一般的な妥当な金額プランばかりの探偵事務所です。
ご相談は無料で行っていますので、まずはメールや電話で悩みの相談を受けてみましょう。
その時の受け答えで自分に合いそうなところ、料金の説明が明確、詳しく詳細に話してくれるなどをポイントにして最終的にどこにすれば決めるのがおすすめです。

浮気の相談は誰にも知られたくないもの。解決の相談先として真っ先に思い浮かぶのが弁護士になります。
ですが、浮気をしているという決定的な証拠がないと先へは進まないのが現実。
探偵事務所は証拠を掴み、今後の解決策の道筋を教えてくれ、弁護士の紹介もしてもらえるので心強いサポーターとなり、次に起こす具体的な行動の提案をしてくれます。
毎日の苦しい生活から一刻も早く解決できるように願っています。
探偵事務所を探すなら信頼のあるところへ
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