プロポーズのあと次の準備は、「結納」「顔合わせ」があります。正式な結納の場合、仲人を立てて厳かな雰囲気のもと、結納品や結納金を新郎側から新婦側へ渡すという儀式があります。
費用が50万円以上もかかるため結納は行わず、その費用を新居や生活費に充てる方も多くなっています。
最近では両家顔合わせのスタイルが多くなっているので、今回は食事会や服装などの分からないことや当日の段取りについてお伝えします。
目次
結納をやるかやらないかは誰が決めるの?
ひと昔前までは当たり前のように結納が行われていました。
費用が高額になることから正式な結納は行わずに、結納金の代わりに「婚約指輪」が贈るようになったと言われています。
結納をやるかやらないかは、結納品を受け取る新婦側に権限があります。
新郎と新婦が結納が必要かどうか、または顔合わせと結納どちらもやるか、またはやらないという選択肢もあります。
ご両親の意見も聞きながらよく話し合って決めましょう。
顔合わせは半年前には済ませておこう
両家の顔合わせは、結婚式の半年前には執り行ってることが多いです。
食事会をすることで新しい親類関係になり、親睦を深めるためにも必要な儀式です。
儀式といっても結納よりは軽く、食事をしながら終始和やかな雰囲気の中で行われます。その際に今後の結婚式についても双方の意見を聞いておきましょう。
顔合わせは大安吉日に
結婚式の日取りと同じくできれば大安の日に行いたいですよね。
縁起なんて関係ない…と思うかもしれませんが、両親はこだわるかもしれません。
大安が吉日でオススメですが、都合が悪い場合は、友引の午後なら縁起は悪くありません。ディナーを兼ねた顔合わせにするといいですね。
場所はどこにする?
お互いの両親が遠距離の場合はなかなか難しい問題です。
中間地点を取るということもありますが、縁もゆかりもない土地で顔合わせするには抵抗があるでしょう。
お互いの両親へ聞いて調整するのをオススメしますが、新居先が決まっていればその近くでお食事会をして、そのあと新居を案内するという流れでもいいですね。
顔合わせの場所は?
和食の個室を借りると他の人の目も気にせずゆっくりと歓談ができます。
ホテルや料亭、どちらかの家で行うということもあります。
予約を入れておく際に、料理の内容を決めて当日の進行をお店側に知らせておきましょう。
顔合わせの服装は?
礼服では堅苦しいのでそこまでこだわらなくて大丈夫です。
といっても、初顔合わせになるので失礼のないようにスーツやワンピースにするのが無難です。
カジュアル過ぎる服装はお店側にドレスコードがあったりしますし、初顔合わせの席なのできちんとした服装にした方が好印象です。
また、どちらかの親が派手になったり和服になったりと差が出ないように事前にそれとなく伝えておくといいですね。
「顔合わせ」当日の流れ
お店の前で待ち合わせ
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新郎のあいさつ
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両親紹介
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馴れ初めの話などをして場を和ませる
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婚約指輪の披露
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乾杯と食事
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締めのあいさつ(新郎の父親が行うことが多い)
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写真撮影(お店のスタッフに頼む)
だいたいこんな感じの流れになります。
緊張の場を和ませて楽しく食事ができるように、お付き合いしている時に撮った写真などを見せながら肩ひじ張らずに楽しい会話を心がけましょう。
今回のまとめ
予算 | 4~8万円前後(コース料理代、個室料金、サービス料) |
場所 | ホテルや料亭(個室がおすすめ) |
服装 | ワンピース、スーツが無難 |
用意するもの | 婚約指輪、婚約記念品がある場合は記念品、カメラや写真 |
支払いは新郎新婦側で両親を招待する感じになります。
結婚式までの流れはこちらの記事にまとめています。参考にしてくださいね♪
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【完全保存版】結婚式の段取りはいつから?プロポーズから結婚式まで全スケジュール